首都ブダペストから西へ約100kmに位置するパンノンハルマ修道院はベネディクト派修道士たちによりワイン造りが行われていた。世界大戦や共産党独裁政権により壊滅的となったが、2000年より国営銀行の協力で再建し、葡萄の木を再植樹。トリコリシュはラテン語で3つの丘という意味でパンノンハルマを示しており、3つの違う区画のピノ・ノワール 40%、メルロー40%、カベルネ・フラン20%使用し、ハンガリアンオークで13か月熟成。赤系果実の華やかで繊細なアロマと滑らかな果実味にきめ細かいタンニンが美しく調和。
(赤・ミディアムボディ)