レオン・ミエにより1950年代に始まった蔵元で代々家族経営を守り、現在はジャン=ジャックとその妻モニーク、NZのセレシン・エステートなどで研修を積んだ娘のパトリシアとボルドーでワイン造りを学んだ夫のオリヴィエが2003年より加わり盤石の態勢を築く。ジャン・テイエは祖父の名で、1996年に亡くなったがこの地の未来を信じ働き続けた彼に敬意を表しその名をドメーヌに残している。「いかにして良い葡萄自体を育てられるか」という概念のもとに、除草剤は一切使用せず、肥料に牛の糞を使用するなど、出来うる限りのシンプルで自然な醸造を心掛け、細心の注意を払い、丁寧にワイン造りを行っています。
そして、葡萄を洗った際の水をキューヴに溜め、畑に散布し再利用を行うという5年前よりこの地域で始まった試みを実践するなど、環境への配慮は欠かすことがない。所有する2haにおいてはビオロジック栽培を実践中。現在はビオディナミ栽培に転換中。
栽培面積は合計17ha。その内10haはソーヴィニョン・ブラン、7haにピノ・ノワールを植樹している。
Menetou-Salon、Parassy、Aubinges、Vignouxの4つのコミューンの最良の区画を保持しています。
ジャン・テイエのスタンダードキュヴェ。樹齢45 年のピノ・ノワール100%使用。
数年前からビオディナミ栽培に転換始めてから造り方を変更。収穫後、3〜4 週間かけて100%イノックス
タンクにて発酵させて、2%だけ樽熟を行い、最後にブレンドして瓶詰。
深いルビー色に野生の赤系果実やスパイスのアロマにフレッシュで柔らかい果実味とキメ細かいタンニ
ンはとても長い余韻をもたらします。
(赤・ミディアムボディ)